三脚(TRIPOD) HAKUBA HG-420SR(チタンカラー/カメラ用4段中型三脚)
ハクバ HG-420SR最高1.380mm(エレベータ250mm)
折り畳み時500mm
最大26mm溝入り丸パイプ4段式(脚固定はレバー式)
3ウェイ2ハンドル アルミダイカスト製雲台(PH-G40)
分割式センターパイプ(左の写真はセンターパイプを分割取り外ししています)
切り替えレバーによりワンタッチでローアングルポジションにセット(フルロー、セミローアングル)
フルローポジションで、最低255mm。この状態で約50mmエレベート可能。
重量2,060g
今まで、四角いアルミパイプ(ステー有り)の3段で、樹脂製の雲台(クイックシュー付き)の安い三脚を使ってましたが、カメラをセットしたときの安定感が今一(ちょっと力を加えるとぐらぐらする)だし、ローアングルもできないので、ちょっと良い三脚を新調する事に…

新しい三脚を購入するにあたり、条件的には以下の5つ。

(1)小型軽量だが、丈夫で安定感があること。
(2)ローアングルが可能で、なるべく低い位置にセットできること。また、ハイアングルでも十分な高さが確保できること。
(3)素早く展開、片づけできること。
(4)私的には、自由雲台より普通(?)の雲台が良い。雲台は交換できること。
(5)もちろんお値段はお安い方がよい。

カメラ量販店などを何カ所か周り、カタログを集めたり実際に展示している三脚をいじったり…。三脚っていっぱい展示してありましたが、条件に合う物ってなかなか無いもんですね。
たとえば、安定感が有ると、重い。カーボン製の脚を使った物なら軽いけどお値段が…

で、最終的にベルボンのマウンテンチェイサー2っていうのが良さそうかなって。脚はアルミ製の溝付き丸パイプ(一番太い場所で直径26ミリ)。センターパイプは簡単に分割取り外しができて、マルチアングル可能だし、ローアングル(高さ約26センチ)の時でも、クランクハンドルで約5センチ エレベートできる。ちなみにハイアングルは(センターパイプも含めて)130センチ程度。これならまぁ使える。
雲台は普通(?)のやつで、ワンハンドルで上下左右の向きが変えられて止められる。全体の重さは2キロ程度、軽い部類にはいるかな。
お値段(売価)は、税抜きで1万5千円程度。

三脚の比較
右が今まで使っていたケンコーのフォト&ビデオ用三脚
「PRO GEAR 806」。
最高1,490mm
(エレベータ290mm)
折り畳み時590mm
最大21mm角パイプ3段式
3ウェイ ワンハンドル クイックシュー付き樹脂製の雲台
丸形水準器付き
重さ1,060g

センターパイプ分割お尻のネジで簡単に分割できるセンターパイプ。赤丸の部分で分割。
マルチアングルはレバーでワンタッチ
レバーを上に持ち上げ脚を開けばロー、そのまま閉じていけばセミロー、通常へとワンタッチで設定できる。
フルローポジション
ローポジション
セミローポジション
セミローポジション
分割しても約5センチ上下できるのはうれしい。
センターパイプを分割しても、約5センチ上下できる。(ストッパー付き)

ここでさっきの条件をもう一度チェック。

(1)...4段で小型(収納時の高さ約50センチ。ちなみに3段三脚だと同じ太さの足の物で約60センチ)。約2キロは、耐えられる重さかな。色々いじった(もちろんローアングルも試した)感じ丈夫そう。これなら長く使えそう。第1条件はパス!
(2)...各脚の付け根のレバーを上にいっぱいまで持ち上げて脚を開けばロー。そのまま閉じていけば、ミドル/ハイの位置でぴたっとセットできる。脚ロックはレバー式で素早くロック/解除できる。第2条件もパス!
(3)...もちろんパス!。上下左右に動かした後、ワンハンドルで止められるのは結構使えるかも(と、この時は思った)。
(4)...定価よりかなり安くなってるし、10%還元だし…納得できるお値段かな。ということで、この条件もパス!
条件は見事全クリ!。よし、マウンテンチェイサー2を買おう!ということで量販店に…。

展示してある実物を最終確認していると、横にどう見ても三脚部は同じ(色は違うが)で雲台が違っている(2ハンドル)三脚を発見。ハクバのHG-420SRだ。カタログ比較の時は気がつかなかった…。値段が1,000円違う(安い)。さぁどうしよう。HG-420SRも上の条件は全てパスしてるし…。三脚部は同じ物のようなので、雲台を再チェック。マウンテンチェイサー2はワンハンドルで上下左右のロック/解除ができる。HG-420SRは、今まで使っていた三脚と同じ、上下はハンドルで、左右はハンドルではなく蝶ネジでロック/解除する。左右にだけまたは、上下にだけ動かしたい(振りたい)時は、HG-420SRの雲台の方が良さそう。マウンテンチェイサー2の雲台だと、上下または左右のどちらか片方だけ動かしたくても、もう片方に影響が出るなぁ。でも、上下左右まとめて動かしたい(たとえば左上)ときは、素早く動かせる。どちらも一長一短である。決定的に違うのは、カメラを縦アングルにする場合。HG-420SRはハンドルで半時計回りに。シャッターボタンは上位置に来る。マウンテンチェイサー2は、蝶ネジでゆるめて時計回り。シャッターボタンは下位置。...私が縦アングルで撮るときは、シャッターボタンは必ず上位置。...。...
ハクバのHG-420SRに決定!。(決して1,000円安かったからではないじょ)

ということで、ハクバHG-420SRを購入。クイックシューは付いてないので、別に調達する予定。今まで使っていた三脚には、丸い水準器が付いていて水平出しとかに便利だったので、調達するクイックシューも水準器付きの物にしようと思う。(2002.09.08)

マクロ&テーブルフォト仕様 使用例
HG-420SR(ローポジション)に、
・べルボン マクロスライダー
・FinePix S602(クローズアップNo.3、hama角フード52mm)
を装着...マクロ(接写) & テーブルフォト仕様に。
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