露出を変えて撮影するオートブラケットは､3枚連写である｡

連写(5枚ないしは3枚)後は､保存にそれなりの時間がかかる｡記録速度の項で書いた通りです｡

画質･色合い

画質､色合いについては､見ている方の好き嫌い､どのレベルを期待しているかなど､一概には言えないので､私の個人的な意見として見てもらいたい｡
※画像については､ギャラリーをご覧になってください｡

C-2100UZの画質､発色は個人的には好きだし満足している｡が､S602の方がそれ以上に発色が良い｡解像度は有効310万画素のS602の方が当然良い｡ただ､パソコンのディスプレイで見ている限りはC-2100UZ､S602とも差がないし､どちらも綺麗に見える(ギャラリーの｢花｣､｢花2｣をごらんください)｡

画素数の違いはプリンタで印刷するとはっきり分かる｡C-2100UZだとB5位が限界なのに対して､S602(6M)ならA4サイズでも十分綺麗だ｡

C-2100UZは200万画素機ではあるが､綺麗さは300万画素機にも十分対抗できると私は思っている｡S602の場合は､400万画素機にも十分対抗できる綺麗さだ｡ただし､被写体による｡花などはどちらのカメラでも綺麗に撮れるが､風景など広角な被写体だとちょっと解像度が足りない感じ｡C-2100UZよりは良いが､310万画素ではなかなか難しいのかもしれない｡

ちょっと気になるのは､斜め線などエッジが斜めになっている部分｡適当な大きさに解像度を変えて､再度JPEG圧縮して見ているからかもしれないが､ギザギザがちょっと目立つ｡印刷すると目立たない(気にならない)からいいけど｡CCD(受光部)がハニカム配列だからだとしたら､ハニカムCCDを採用している全機種に言えることかもしれない｡

いずれにしても､実際の画像を見て判断していただきたい｡